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iPhone(アイフォン)

iPhone(アイフォン)

最初のアイフォンが発売されたのは何時だったか忘れてしまった。アイフォンにナンバーを振っていくつも世代(後継機)が出ているがどれもこれも同じように見える。ハードを変えソフトを変え進化させているがアイフォンはアイフォンだ。

今回の発売はiPhone5s/5cの2機種。3日間で900万台と報じられている。

果たしてアイフォンのビジネスは成功しているのか?

アイフォンはコモディティ商品としてのポジションを獲得した。誰でも知っている、誰でも使える、多くの人が持っている。出来ることは限定的だが、無いと困るときがある。アイフォンが存在することを前提とした商品やサービスがある。代わり映えしないけど、不足は感じない。クリティカルではない(=生活あるいは仕事での依存性は程ほどである)。

 サイズも重要である。人間のサイズは変わらない。トイレのロール紙が幅30センチになっても有り難くない。手で持つなら手で持つサイズがある。アイフォンはそのことを知っているようだ。馬鹿サムスンはサイズアップしてハードを詰め込んで行った。

保守的な開発姿勢はコモディティ化の末に、女性を取り込むことに成功した。どんどん革新的だと手が出せない。時速40キロのエスカレータだと一部のスポーツマン?を除いて誰も乗れない。スピードを落とし安定化させて女性客に提供できる。



アイフォンは爆発的なヒットはありえないが、手のひらで操作する端末が求められる限り一定のシェアを維持していくだろう。

爆発的を期待する人には失敗に見えるし、撤退を懸念する人には成功に見える。



子供、女性、老人、無関心な人にはアイフォン。

 企業戦士?、こだわる人には用途特化型端末。

この人口比がどうなっているかは誰でもわかる。話題になるのは後者だが、利益を得るのは後者だろう。

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