ミラーリング機能搭載 9インチ 防水 ポータブルテレビ(OT-WPT90AK)
¥10,000.
口コミが殆ど出ていない。ようやく1件の口コミを見付けて納得。
付属品
商品サイトの説明を見て説明にやばいと思ったところがアンテナ回り。付属の簡易アンテナを接続して使う前提のようだが、お風呂でアンテナ接続って難しい。どこでも使えると言ってもアンテナを繋いでは面倒。
誰だって内臓ロッドアンテナくらいはイメージするだろうが。例えば、取っ手の部分はアンテナを兼用とか。
はっきり言って商品企画ミス。設計ミス。
社内でも、お風呂でも、寝室で、場所を決めてしまえば、それなりに工夫して利用できるだろうが、使うシチュエーションを変える前提なら(商品カタログもそうなっているけど)、面倒なことが嫌いな人にはこの商品は全く使い物にならない。
それが、口コミも何もない理由。
唯一のコメントをしてくれた方に感謝ですね。
結論:リジェクト!。商品として未完成。
素材としての価値は十分あるが、普通のポータブルTVとは言えない。
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ポータブル地上・BS・110度CSデジタルテレビ UN-10N10
¥40,000.
チューナー部からスマホに飛ばしての視聴もできる。スマホの代わりに空いているタブレットでも構わない。であれば、DIGA(レコーダー)から飛ばしてもいい。中途半端なプライベートビエラとどっちがメリットがあるか。
これって、同じ家でなくても構わないのかな?。自宅にDIGAを置いて、仕事先でタブレットで視聴できるか。タブレットを風呂に持ち込めばお風呂TVに出来るのかな?。
結論:ペンディング!録画機+タブレットで十分か?
リジェクト!でもいいかも知れない。チューナー部はチューナーと無線転送の機能を持ったもので、実質最近の録画機と同じもの。
DIGA+タブレット(防水カバー+スタンド付けて)で代用できそうだ。ソニーの録画機BDZでも大丈夫だろう。録画機とタブレットの評価剪定を先にやるべきか。
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浴室で利用できるテレビとは?
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企画要件の検討
お風呂でテレビを見るとはどういうことか。リアルタイムのテレビ放送を見るのが基本。
テレビが詰まらない時はビデオを視聴できるのが良さそうだが、こちらはネット環境の問題になってくるだろう。
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|防水
防水性能でも、①お湯は水でぬれても大丈夫。②浴槽(湯舟)に落としても大丈夫。では全然レベルが違う。落としても直ぐに引き上げて、オフにして乾燥させれば、大丈夫なケースもあるが、処置を誤れば、もしくは水の入り込みの程度では復活できない。
本体を堅固に作るよりも、防水カバーなどで工夫する方が現実的だろう。
|受信性能
浴室は多くの場合、電波状態は悪い。戸建てでも安心できない。マンションならほぼ致命的だろう。ワンセグでも全チャネル安定した受信は難しい。
直接電波を受ける普通のタイプと、別の機器で受信してWiFi等に変換してネット受信するタイプと両方があるようだ。直接受信は分かりやすいが電波受信状態の影響を受けるし、電波も地上波のみになるだろう。別危機で受信するタイプはWiFi環境が整備されていれば安定感もあるし、BS放送も視聴できる。
受信装置を別に用意できる方が優れているのは、自宅だけで固定的に利用する場合。仕事先、旅先など利用する場所が複数になる場合は、ポータブルな受信装置があれば別だが、普通は利用できないだろう。
|スピーカー
音質は期待できないが、風呂に入って良いサウンドなんて誰も期待しないだろう。反響の大きい浴室内は拘るものではない。
それでも防水スピーカーまたは適当なカバーを付けたスピーカーにブルートゥースで接続して楽しむ工夫はトライして良さそうだ。余ったテイルスピーカーが使えれば十分。もっとも、一番の問題は設置スペースの方だろう。配線はしたくないから、充電して利用するものか。
|サイズ
設置場所を用意できれば、少し大きい場所でも構わない。
湯舟のカバーの上に置いて観ることになるなら小振りなもの。
と言っても結局は、スマホサイズからタブレットサイズの辺りが落ち着くところだろう。8インチ~16インチ。
|ビデオ視聴
録画したビデオなどを視聴する。これは同じメーカーのビデオレコーダーとネット接続できれば簡単にできる。メーカーが違ってもアプリの利用が可能ならチャンスはある。
|設置
<浴室壁埋め込み式>は、スペーシング、配線(電源、アンテナ線、WiFiまたはネット配線)も相応の工事になるので実質リフォームと同じことになる。サイズは浴室や壁面のスペックに依存するが40インチ程度まで大きく出来るだろう。機種変更などに対応できるような配慮も必要。
<壁掛け式>は、取り付け自体は簡単な金具に引っ掛けることで出来そうだが、配線まわりまで十分な手当てをするには、防水配線で見た目の悪さもあるが、ルートをどのように確保するか面倒になりそうだ。
<可搬式>は、ワイヤレスなポータブルテレビの利用で一番手軽だ。サイズは限定されるが、スタンドを工夫すれば、壁掛けにもできそうだ。
テレビを見たい場所は、お風呂で見たい訳ではなくて、お風呂でも見たい訳だから、トイレとか、車とか、食堂とか、書斎とか、運動室とか、色々な場所に持ち込んだりする。自由度の高いポータブル型のテレビがベストなことは自明。但し、相当高いワイヤレス環境は必要になるだろう。
大型テレビを壁に埋め込んで設置しても、下手をすると長湯でのぼせて危険だから、実際は有り得ない選択肢と言うことだ。
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スペック要件
企画要件を眺めていると、結局、上出来なポータブルタイプを選択するのが現実的な解決方法と分かる。
具体的な商品スペックを検討する。MUST:〇/WANT:△
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(順不同)
〇|ワンセグ受信/フルセグ受信切り替え
ワンセグ受信/フルセグ受信切り替え可能なこと。色々な所へ持ち歩くので、受信安定性の高いワンセグサポートは必須。また高画質受信のためにはフルセグは当然。
〇|WiFi対応
どのようなアプリがサポートされるかによって意味は変わってくるが、基本機能として具備していなければ論外。
〇|ブルートゥース
カーオーディオ、浴室スピーカー、更に今後登場するいくつかのデバイス対応を想定すると必要。アプリ実装との関連があるので、メーカーのメンテナンスポリシーによっては有用性は限定的。
?|チューナー分離
チューナー機能は本来ディスプレイ一体のものだがこれを分離させるとなると商品コンセプトの基本に触る重要な選択となる。
電波条件に左右されるチューナー部分は場所を選ぶ一方で、トランスポータビリティを確保したディスプレイ部分を分離するのは自然な発想。利用範囲は屋内など限定的なら分離型もデメリットは小さい。
ロケーションを変える場合は、分離型は移動も設置も面倒。
〇|防水
レベルは色々ある。メーカーとして防水を表示しているものであること。IPX5以上がミニマム要件。
〇|バッテリー性能
お風呂に1時間以上もいることはないので、極端な場合を除いてバッテリー性能を問題にすることはない。
〇|サイズ
8インチ~16インチ。ノートPCのモニター程度のサイズで十分。サイズが小さすぎるとスピーカーも貧弱になって音割れがしやすいので8インチは確保したい。
×|DVD/CDプレイヤー
メカ機構が入るものは使いたくない。どうせトラブル要因。そもそもニーズが無い。
×|ラジオ機能
ラジオチューナーは不要。スマホでもWiFiで聴くことが出来る。
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気になる商品
△|東芝|レグザポータブルTV
- デザインが美しくない。自立型を意図したのだろうが、その解決方法がこのデザインでは駄目だろう。
- 東芝の商品を買って満足した経験がないので、市場の評価が高くても手は出せない。純粋に相性の問題だろうが決定的。
- テレビもビデオもその操作性・UI設計がなじまない。東芝の品質ポリシーが自分御価値観と違うのだろう。比較検討のため参考にはしてもいい。
- 東芝も社長が馬鹿で会社をバラバラにして身売りしてしまった。本社スタッフのチェック能力が低い。確かに東芝の連中の態度を見ていると絶対服従が基本みたい。
△|パナソニック|プライベート・ビエラ
- 15インチは少し大きすぎるかな。大きいことはいいこともあるから悩みどころ。
- 10インチは手軽で好ましい。
- 分離型ではチューナー部のサイズ、ポータビリティをチェックしておく必要がある。別荘に持っていきたい時でも簡単かどうか。
△ |ROOMMATE|ミラーリング機能搭載 9インチ 防水 ポータブルテレビ(OT-WPT90AK)
- 商品名もまともに漬けられないのは残念。
- そつなく纏まっていて商品自体の完成度は高いように思う。
- ミラーリング機能を強調しているが有用性に疑問。
- 企業としての素性が不明。企画販売型企業に見えるが、サポートは期待できないかも。
×|ニチワ電子|?
- 会社が良く分からない。大手向けOEM専業企業?。サポートを考えると 近寄りたくない。
△|シャープ|AQUOSポータブル
- コンセプトはパナソニックと同じ。分離型の是非が最初に問題になる。 家の中をワイヤレス環境で仕上げるなら、AV家電のメーカーを揃えないと不便するだろう。パナで行くか、シャープで行くかのメーカー選択もんだになるけど、どっちも好きじゃないな。
- シャープは社長が馬鹿だったから中国企業に身売りしてしまった。中国人経営者で元気は出てきたが喜んでいいのかどうか。
△|アグレクション|?
- 良く知らない会社。駄目もとでもいいが、ここでの正しい姿勢としては実績を見てから。
×|ソニー|?
- ソニーは利益追求の余りニッチと買って判断してかポータブルテレビは事業領域から外してしまったようだ。
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これで選ぶなら、消去法になるが、残るのは、2社しかない。金額的には大きなものではないから、両方買ってもそれほど負担にならない。
- 一体型ならROOMMATEの商品。⇒結論:リジェクト。
- 分離型ならパナソニックの商品。⇒結論:ペンディング。
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