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楽天モバイルを見ていたら楽天カサの案内ページが出てきたが、これが何かまず理解できない。料金とか色々説明があるが、楽天CASAが何かの説明がしっかりできていない。こういうところは楽天のダメなところだ。
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楽天モバイルはドコモやKDDIなどに比べて基地局(あちこちの屋外に設置されているアンテナのこと)の数が極端に少ない。楽天モバイルの致命的な弱点。
そこで、疑似的な基地局を作る装置として考えられた装置がこの楽天CASA。この装置は自宅でも、オフィスでも、店舗でも、有線の光回線が来ているところならどこでも設置でき、楽天モバイルの公衆無線回線と同じ電波を発信する。
「光回線」⇒「LAN」⇒「CASA」⇒(楽天モバイルの無線公衆伝播)。
似たようなコンセプトの商品は、海外生まれだけど以前にもありました。FON(フォン・ジャパン)とかいうもので、その時は無線LANの環境Wi-Fiを送出するものだった。機材の形状がよく似ているので、もしかすると、メーカーは同じかもしれない。
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楽天CASAのニーズ:
個人の場合は全く有り得ない。既に無線LAN環境があれば公衆回線は料金的にも速度的にも全く必要が無い。
SOHOとか店舗とかでも同じ理由で必要ない。
唯一必要な人は、楽天モバイルの音声通話利用者。個人的あるいは業務的に音声通話が必要な場合はこの装置は重宝するかも知れない。
音声通話のニーズが高い人が楽天モバイルを使うのは、カバレージが低いので最初から無理がある。場所が固定で構わない人なら有用だろうが、普通は選択する対象にならない。
特殊事情が無ければ、楽天CASAは不要。
結局、楽天グループ各社・各店舗、提携企業各社・各店舗が例外的にこの装置を使うにとどまるだろう。
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結論:
これは自分がいま求めるものではない。欲しいのは全く逆。公衆回線からLAN環境を作るもの。所謂モバイルルーターの類だ。
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楽天モバイル・モバイルルーター
Aterm MR05LN
https://mobile.rakuten.co.jp/product/aterm-mr05ln/
モバイルルーターと言いつつ有線ひかり回線の代用も務まるという狙いに応えられるものが欲しいとなると、コンセプト的にはこのNECの商品になるかな。
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