写真の利用者にとって:
著作権の緩い写真素材を安価で利用できるサービス。
写真提供の者にとって:
趣味の写真をそれなりの価格で販売できるサービス。
サービス運用者はストックと売買の環境を提供し、売り上げの一部(大部分?)を手数料として取得する。
音楽の著作権ビジネスと同じようなものだろう。音楽JRAの場合は悪質な部分があってメディアビジネスそのものを阻害している要素があると聞くが、フォトストックの場合は適切な競争環境が維持されているので、闇ビジネスの話は聞かない。
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マチュア、一般の人が、スマホでとらえる偶然のシャッターチャンスにプロは勝てない。報道写真では、危ない場所のものを除いて、一般投稿ばかりだろう。プロは危険地帯に入り込んでリスクを預けないと作品にありつけない。厳しい時代だ。その内には兵士のウエアラブルカメラに駆逐されるかも。
経験と機材と腕と感性で、プロの作品は目を見張るものばかり。人追突が作品と言うレベル。
プロにはまた委託されて作品にする側面もある。てえーま、コンセプト、企画を貰って作品を作る。食っていくには才能が必要だ。
大変なのは、オーダーする人がイメージをしっかり持っていないこと。だから、ストックサイトで探した方がピンとくるものを探しやすい。
写真家は、名をはせた一部を除いて食っていけない。今は、ビデオカメラマンになっている。頼まれ仕事が成立しやすいから。偶然でカバーできるのは事象の一部でしかないから。
1日のイベントをビデオと一眼レフを抱えて走り回るのはリタイアした老人のアルバイトでは無理。
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主要ストックサービス
検索してヒットしたもの10社少しを並べてみた。よく目にするところとそうでもないところがある。最初の頃は、誰でもどんな作品でも受け入れOKだったが、今は審査がある。昔のように写真の書庫代わりに使うのは難しい(当然かww)。
ストックサービスを紹介する記事も多いが、そういう物はあまりに気にしなくてよい。持っている暇な時間の量に合わせて複数登録すればよい。有名なところはアクセス照会も多いが、それだけ競争も厳しいから、複数トライしてみるのが良いだろうね。
同じ写真を複数のサイトに登録できるかどうかは、制約を付けているところもあるだろうから、少々注意すべきだ。テーマ、時期、機材、画質など適当なもので区分けして登録しても良い。
最初は出来るだけ多くのサイトに登録して、売り上げの状況、サイトの使いやすさ、自分の作品や機材環境とのマッチングなどで、絞り込んでいけばよい。
海外のストックサービスも利用できるが、海外は先行しているだけあって、レベルが 高いが、和風テイストを売り込むことが出来るなら穴場かもしれない。
売上期待
何かの番組かレポートで見た限りでは、ストックフォトで生計を立てるのは無理。プロのアルバイトでも<月5万円>くらい。数年前の話だが、今はもっと厳しいかも知れない。趣味の副次効果としての5万円なら有難い。
プロとアマチュアの違いは簡単。アマチュアは自分の視点・感性が優先 して、美しいもの、迫力のあるもの、絵としての完成度の高いものがメインになりがち。プロは顧客(利用者)の視点・感性を優先して、絵のポジショニング(全体の中での役割)を重視する。月に数千円が限界になる人と月に数万円に届く人との違いと言うことか。
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fotolia|フォトリア
- https://jp.fotolia.com/
- 2019年11月、フォトリアはアドビストックに統合された。
- フォトリアにストックしていたコンテンツはどうなったんだろう?。
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PIXTA|ピクスタ
- https://pixta.jp/
- 現在最も成功しているストックサイト。
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Snapmart
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