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Amazonが「よく返品されるアイテム」ラベルを導入

よく返品される

‘Frequently Returned’ 



返品文化

日本では、従来から、返品されない品質を徹底的に作り込む考え方が主流。

欧米もそれを目指したが、日本ほどには徹底できなかった。

勤勉な国民性が育む現場の改善。

品質コストに目をつむる日本。

品質を作り込むコストと商品化のスピードを考えると、市場を巻き込んだアプローチが有利な場合もある。

モデリング手法。トライアンドエラーをユーザーを入れて進めるやり方。

技術が確立した商品は日本式でも良いが、新しコンセプトの商品ではモデリング手法が主流にならざるを得ない。

この辺までは前世紀の話。


気に入らなかったら返品

アメリカでは当たり前の発想。ギフトでは当然。自分用でも思ったの違っていれば返品。これが普通。

中国雑貨の返品

日本をはじめとするメーカーの現地工場からノウハウを取り込んで自前化を始めて、巨大マーケットを背景に成長しているが、その内容のお粗末さは購入経験があればすぐに分かる。

スペックを作る力がない。実現願望と混同。

製造品質のばらつきが極端。前回OKでも次もOKの商品が来ることはない。

勝手にスペックを変える。スペックが変わっていてもペーパーに反映されない。

リーボックのシューズが中国工場に移った瞬間が見るも無残な状況に陥る。今は誰もリーボックの商品を買わなくなった。経営者自身が失敗に気付いていない。

中国雑貨は返品前提の設計生産になっている。チューニングなど実施されない。物によってはレビュー(改善)もされない。リピーターになれば徐々に良くなると言うことはない。

返品しなければOK品質と言う判断。中国人に泣き寝入りの発想はない。泣き寝入り=大馬鹿野郎。不良品を受け入れる方が悪いと言うかが得方。ある意味ではグローバルスタンダード。

中国商品が安いと思ったら、それは返品コストが乗っていると考えるべき。

スペックは自分が持っていなければいけない。アマゾンの返品理由に「期待していた内容と違っていた」と言うのがあるが、自分の意図を明確に持っていないといけない。

問題は耐久性に関わる品質。返品期間が過ぎて発生する不良をどのように担保するか。このプランが無いと中国雑貨は買えない。

  1. 口コミ(レビュー/投稿)の数と内容。数が少ないのは評価未了でNG。次にネガティブ評価をチェック。ポジティブ評価も内容を読むと否定的な記述が少なくない。メーカーのキャッシュバックなどの施策で星の数だけ高評価になっているものが結構紛れ込んだ要る。同様の不良を見付けたら直ぐに返品できるか自分で判断する。
  2. 長期利用の商品、身に付ける商品、高額の商品、クリティカル(安全、衛生関連)は中国製を選ばないこと。
  3. 販売者がアマゾンのものを選ぶ。アマゾン以外の販売者の場合はマーケットプレースとしてサイトを利用しているだけであアマゾンポリシーがフルで適用されることはない。
  4. アマゾン以外のサイト(ヨドバシ、価格コム、楽天市場、ヤフーショッピングなど)で価格とレビューをチェックする。
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