ソニーのミラーレス一眼レフ、Eマウントシリーズは、目から鱗の素晴らしい取り組みをしていた。
インターフェイス仕様の公開(オープン化)だ。
カメラはボディもレンズも精密機器であり立派な電子機器だ。
カメラのボディとレンズのメカニカルあるいはエレクトリカルなインターフェイスは精緻な作り込みが要求される。
従って、
ボディもレンズも同じメーカー同じ開発部門で無ければ作り込みは難しかった。
一方で、
カメラを使う利用者としてはお気に入りのボディとお気に入りのレンズを組み合わせて使いたいニーズはある。
違うメーカーのボディとレンズの組み合わせで使うためにコンバーターが、サードパーティからリリースされている。
使える機能に制約は加わるが、それでも使いたい人がいる。
制約の範囲はリバースエンジニアリングのノウハウの蓄積で改善されているが、一つ間違えば特許侵害などにぶつかるので限界はある。
そこで、ソニーのオープン化は凄い!。特許問題もなく、互換性を実現することが比較的容易にできるのだ。動作保証責任については、一定の免責事項は残されているだろうが、画期的と言ってよい。
結果、
全ての優れたレンズは、ソニーのαミラーレス一眼レフシリーズEマウントボディにほぼほぼフルスペックで接続できる可能性が出てきた。ということ。
ソニーαEマウントを前提としたコンバーターが次々とリリースされるはずだ。安くはない。結構な値段だから独立系サードパーティメーカーにとっても美味しい話なのだ。
その先陣との言うべきが、レンズ専業メーカーのシグマからリリースされたコンバーター。他のレンズメーカーからもリリースされるのは時間の問題だろう。
<結論>
ソニーのミラーレス一眼レフを1台は持っておきたい。フルサイズは30万円以上と高額なのでAPS-Cサイズのハイエンド機でいいだろう。これなら5万円程度から手に出来る。α6500は来月販売開始だが15万円程度になる。それでもフルサイズよりは安い。軽いし小さいし、使い方によってはα6000シリーズの方がいいだろう。
今ならやはりα6500で押してみたい。
※
- 成る程ね。ミラーが無いからミラーの厚みでアダプターを作れば互換性は維持できることになる。メカニカル互換性。
- こちらは謂わばエレクトリカル互換性。
マウントコンバーター シグマ
これって、普通のキャノンのレンズをソニーEマウントに装着できないのかな?基本的な疑問だけど、シグマのホームページにはそのような記述は見当たらない。口コミサイトを見ていると結構普通にキャノンのレンズ装着が可能らしい。勿論、機種との相性もあるようだ。
シグマ以外でも色々あるに違いない。
欲しいのは「キャノンレンズをEマウントに装着」するものだが、最有力はシグマMC-11だが、他にあるか調べてみたい。国産では有力なものが見つからない。どういう訳だろう。決め打ちでシグマのMC-11を買うしかない。必死の人は技術も経験もあるから自分で何でもできる。国産に拘らないだろう。素人はそうはいかない。サポート必須。
- 中国製KIPONマウントアダプター「EF-S/E AF」「BAVEYES EF-S/E AF」
- 優秀だが高額という印象。
- メタボーンズMETABORNES(中国・香港)
- 最新の情報を洗いなおすこと。サポートに問題があるかも知れない。
- 焦点工房?⇒販売代理店。テックアートTECHARTがメーカー名?ブランド名?⇒中国製(広州市)?。
- こちらも最新動向を確認のこと。低価格が魅力だがサポートに問題があるかも知れない。
- 中国製?。なら止めた方が無難かな。
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先端のEマウントアダプターがあれば、軽量フルサイズ(ソニーα)を 既存のEOS/FEレンズで使えるのは凄いな。フルサイズで無くても高速シャッター高速フォーカスをα6500で利用できる。これってすごいことだ。
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「α6500+MC-11」
- 年末販売開始の6500に合わせてMC-11のファームウエアアップグレードでおあれば安心だけど実際はどうなるかな。
「ILCE-QX1」
このレンズだけのカメラも面白そうだ。ソニーαシリーズEマウントのれっきとした一眼レフカメラ。どのように特徴を生かして利用されているか興味深い。
⇒見送り(後継機に期待)
リモート操作前提で面白く使える可能性を感じたが、書き込みを見るとスマホ経由の操作性に難があるような。2年前の商品だから、スマホ/WiFi/アプリは進歩していてもカメラ側の対応は初期設計の操作性レスポンスのままだろうから、なんでもスピードアップの昨今ではきっとイライラさせられるだろう。もらっても使わないだろう。α6000シリーズをリモートで操作する方がまだましだろう。
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