三菱電機 SEASONS R30J-DU-C
(2017年夏扇風機の買替)
- マホガニーレッド(赤色)モデルは色が最悪。風がテーマなのに主張し過ぎの色をバリエーションに入れるセンスの悪さ。デザインもシンプルを狙うのは良いが今一安定感の無いものだ。支柱は上げ下げが簡単にできないのは酷い。都度、支柱の交換をやるのかと噛みつきたくなる。
- 扇風機ならハイポジション、サーキュレータならローポジションと決め打ちの設計。
今一番の静かな扇風
- DCモーター
- 羽根の枚数は多めに
- 羽根の形状はねじれ付
- 立体首振り。それほど重要でないが無いと詰まらない。部屋中拡販するには欲しい気がする。⇒実際に使っているが上下方向も必要な時は必ずある。
- リモコンはどうでもいい。なぜか。置き場所に困る。結局扇風機の所に戻すしかない。
- タイマーは必須。安心して付けっぱなしにできる。
- 値段はそれなり。安くもない。上は3万円に近い。下は1万円台でもいくつかありそうだ。
シャープは悪くないけど今や中国企業だからあまり買いたくない。 サンヨーも既に中国企業でブランドも存在しない。関西家電で残っているのはパナだけだが、値段が高い。
東芝もごたごたしているので買いたくない。日立は商品が今一というか技術的なチャレンジがない。 三菱はまあまあ悪くない。
新興企業、ベンチャー系もあるが、10年以上使うのだから古いメーカーの方がよいだろう。信頼性に関するトラブル報告が多いように感じる。メーカーのブランドは伊達じゃないよ。
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いろいろ調べて結局残ったのは、日立と三菱。酷いね。地味な関東電機メーカーの2社。安くはないけどベンチャーの後追いで出てきたモデルがバランス的にはベストだろう。
- 三菱 SEASONS R30J-DU-C (約¥25000.)
- 日立 HEF-DC5000 (約¥18000.) 前年モデルDC4000もほぼ同スペック同価格。
- どちらもDCモーター扇風機
- 日立は上向きに変えることは出来るからサーキュレータの役割は果たせるが立体首振りは出来ない。 扇風機のことがよく分かっていないみたいだ。ベッドルームや椅子に座るリビングでは床の空気も天井の空気も攪拌したいし、人体にも風を送りたい。高機能機で上下首振りを実装しないって日立は馬鹿じゃないの?。
- 三菱はこの辺りはよく考えている、と言うか素直にる一体首振りをやってくれた。狭い部屋では横方向だけの首振りでは窮屈なことがあることも良く理解しているのだろう。信頼性設計は少し苦労した筈だ。
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「三菱電機 SEASONS R30J-DU-C」の問題点
この扇風機の売りは静かさ。眠れない夏の夜の譲れないパートナーだ。
しかし、商品として見ると問題点も多い。嘘は書いてないが書くべきことを書いてない商品説明・仕様説明では間違えて購入する人が出て来るに違いない。
結論を言えば三菱の技術者・商品企画担当は十分賢くはない。馬鹿だ。勿論、それと知らずに買ってしまったユーザーは大馬鹿だ。
- 梱包から商品を取り出して組み立てをしなければいけない。これが結構面倒。利用者が箱を開け包装ポリ袋を開けることを十分には考慮されていない。事前テストが不十分。
- 扇風機として組み立てると全く強度がないことが分かる。不安定でもある。うっかりぶつかるとどうなるか不安。自由に適当な場所に置けないのは致命的だろう。
- 首振りは首振りの範囲を調整するのが面倒。首振りの中心点を決めることさえ面倒。リモコンの電池があっという間に切れてしまう。
- 横の首振りは左右ボタンで調整するがぴたりと決めることは出来ない。
- 縦の首振りは全く論外の出来。サーキュレータとしての首振りと扇風機としてお首振りの違いを何も考えていない。扇風機として利用する時は天井に風を送る必要は無いのにそれを止めることは出来ない。
- 三菱の家電は大昔掃除機の風神とかいうのを買って以来だが、やはり三菱を買わない理由があったのだ。今回は大失敗。
- やはり日立のオーソドックスな 「日立HEF-DC5000」を買っておけば良かった。