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Morinaga pino|森永ピノ ~放置された空洞~


pino(ピノ)/ 森永乳業



森永ピノ

https://www.pinoice.com/

森永乳業のアイスクリーム商品。

最初に食べたのは多分超大昔。WIKIを調べたら発売開始はなんと1976年。生まれるずっと前だね。

最近になって食べる機会が増えた。オーソドックスな味作りと、シェアし易い、少し食べて残せるとかで、重宝。

チョコでアイスをコーティングしたものでアイスに何を入れるかでバリエーションが展開できる。

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最近になって空洞ピノの報告が多い。

温度が上がると中のアイスが溶け出てチョコだけが残る状態。

溶け出たアイスがパッケージ内側のの壁面や底面に溜まってそこで再び冷凍されへばりついている。だから普通にパッケージを開けるとアイスだけが消えてなくなったように見える。


製造・保管・輸送などデリバリープロセスの何処かで温度管理に不手際があると発生する。ラスト1マイルでもないがお店で買って家の冷蔵庫(冷凍室)に入る迄も油断できない。

昔は、空洞ピノは自己責任の範疇で問題にもしなかったのか。あまり話題になったことはない。

最近はSNSのお陰で、小さな事件がネットにアップされる。試しにツイッターで<ピノ 空洞>で検索すると色々な声が聞こえて来る。他のSNSでもそれなりのメッセージを探すことができるかもしれない。

因みにピノの公式アカウント「https://twitter.com/morinaga_pino」では空洞の話題は殆ど出ていないようだ。問い合わせメッセージを入れたら何か回答があるのか、別のお問合せサイトを案内してくれるのか。

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メーカーに確認するとデリバリーの問題として扱っているようだ。

デリバリー問題が頻発していたら、最早デリバリー問題でなく商品企画、商品設計の問題になるが、森永は真面目に取り組んでいない。

どんなアイスクリーム商品でも温度管理は重要だが、完ぺきとは行かない。本来なら同様の自己(事件?)が起きても良いが、ピノに比べて頻度は少ない。

理由は温度が上がっても溶けて流れ出ないからだ。その容器に留まり再び温度が下がれば固いアイスクリームに戻る。

ピノは溶けたら容器に留まらないで流れ出るのが問題。フェイルセーフ設計になっていないこと。

1つの解決策は、チョコでコーティングしている面を下向きにデリバリーすることで、アイスが溶けてもチョコが受け止める形になる。これだけで問題の何%かは解消できる。ぱあっケージは開封して食べる時に天地を戻す手順にすればよい。

もう一つの解決策は、製造プロセスで底面に開けている穴または隙間(チョコのコーティングをしない部分)を塞ぐこと。

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長期に渡って改良を加えながら商品を維持している筈で、このような基本問題は既に十分検討済みと思うが、それでも、現実の問題に遭遇すれば、メーカーとしての希薄な責任感に驚く。

些細なことだけど、些細なことにこそ、企業の真実の瞬間が現れるもの。

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念のために森永に電話するとあまり驚いた様子はない。よくある話かと聞くとコールセンターのそのオペレータースタッフは初めてと答えていたが、実際には驚いた様子はない。

領収書は見つからないけど(そもそもいつ購入した商品化も分からない)控えておいたロットナンバーを伝えると、これで流通路が確認できると答えていた。恐らくデリバリーの温度管理の問題と考えているようだ。

最後になって300円のクオカードを送るような話をしていた。住所氏名情報が欲しいからそのようなことをしているようだ。ルフィーじゃないけど気持ちが悪い。架空の住所氏名を用意した方が良さそうだ。

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