サラリーマンなど普通の人にとって今はネット証券が当たり前。
旧来の大手証券会社とは別世界のビジネスだった筈だが既にそういうことを言う人はいなくなった。
SBI証券は最大手で様々なサービスを提供しながら岩盤を作っている。
ただ。誰も気づいていないか、誰でも知っているか、WEBサイトのデザインが最悪。トップページかあら迷路のようなもの。
治そうとして治せなくなっているならまだ救いはあるが、SBI証券関係スタッフには今のデザインが染み付いていて問題意識すら持てない状況。
マイクロソフトのオフィスのUIが破綻して、一部のビジネスユースでだけ伝統芸のように生き残っているのと似ている。彼らも最早治す力が無い。利用者が抱え込んだ膨大なファイルへの影響を考えると何もできない側面もある。
全くリデザイン・リメークしたオフィスツールを企画する発想も持てない。
結果クラウドベースのグーグルツールにじわじわ浸食され続けている。マイクロソフトは指をくわえて見ているだけ。
SBI証券は今は盤石に見えても、ネットユーザーの動きは速い。UIを工夫して使いやすくした証券会社が出てきたら数か月で世界は変わる。
SBIは新しいサービスを出すたびに単なるちょい足しちょい乗せで納期をクリアしてきた。其の結果のお化けが現在のサイト。
SBIを見習ってサイトデザインしたところはレビュー能力ゼロの馬鹿と言うしかない。
SBI証券のサイトデザインが最低と書いたけど、例えば、楽天証券のサイトデザインがそれよりいいのか悪いのかは分からない。殆ど利用したことが無いからレビューも出来ない。
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面白いコラムが出ていた。分かり易くよく出来ている。サイトデザインへの言及はない。彼らも迷路を受け入れる頭になっているのかも知れない。
「新NISA始めるなら、楽天証券とSBI証券どっち?NISA本で日本一の著者に聞いてみた」https://fpcafe.jp/mocha/4072
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嫌な流れは、SBI証券は三井住友カード/三井住友銀行と、楽天証券は楽天カード/楽天銀行と、それぞれ密接過ぎて、敷居が高いこと。
面白いのは、株式の積み立て購入が楽天証券なら出来るらしいこと。応援する企業の積立投資は株価変動に一喜一憂しないで精神的にも有難いものだ。
とは言え、定期的に見直す作業は必要。定期的と言っても基本は年1回。但し、社会的な問題が起きている時は一定の感度でインパクトを見ておく必要がある。
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